ユイスペースのしめ縄について(1)

ユイスペースです。

今日は「しめ縄」の話です。

しめ縄の原料として、稲穂の出る前の葉っぱがすくすくと伸びた青い稲藁を使います。

これがユイスペースのこだわり!!

一昨年は倉敷の友人からおじい様が育てた稲を青刈りしたものを分けてもらい、

昨年は備前市の友人のお父様が休耕田に植えてくださって私は刈り取りを手伝い、

今年は・・・7月の豪雨災害で5日も水が溢れて水没し、お米は実らないだろう…と判定された友人の田んぼがあると知り「もしも葉っぱが伸びたら私に刈らせて」とお願いしました。水没と言っても生活排水が流れ込んだわけでもなく、天からの水が多すぎた。ならば、しめ縄に使える。

農家さんの「稲作」としてとらえると、本当に気の毒な状況。これではお米が実らないのが素人目にも見て取れます。

この小さな稲にもユイスペースのしめ縄になるという別の道に進んでもらうことになったのです。

そんな訳で、気温36度超えの猛暑日に『稲刈り』です!

刈り終えてもまだ作業は続き、藁を選って(要らない枯葉などを取り除きます)干します。

刈り取り後の稲はとても熱を持つので時間との勝負!当日中に乾かす態勢にします。

おかげさまでしめ縄の材料はたくさん確保できたのですが…

稲刈り当日から3日間、猛烈な筋肉痛に見舞われ「生まれたての小鹿」状態で過ごす事になってしまいました。

ユイスペースのしめ縄は主に美術館などに飾っていただいたり、個展に展示する「しめ縄アート」的な大作(全長6メートル超の龍が過去最大)と、

個人のお客様にご提案したい「アートしめ縄」の二通りで展開しています。

アートしめ縄は岡山が晴れの国と呼ばれることにちなんで『HARE‐YUI ハレ結』と名付けこれから発売、そして新商品の開発にも取り組みます。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です